心理的安全性/ハラスメント防止の株式会社アイビー・リレーションズ
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第7回:心理的安全性とチーム文化——CBTが示す職場づくり(ABCモデル版)

心理的安全性は、職場の空気だけで生まれるものではなく、
誰かの行動(B)がチームの結果(C)を変え、それが次の行動につながる“連鎖” です。

事例:否定される不安で提案できないGさん

  • A(きっかけ)
    会議で上司に意見を求められる
  • B(行動)
    黙り込む、発言の機会を避ける
  • C(結果)
    「やっぱり言わなくてよかった」という安堵 → 行動が固定化する

この“短期的な安堵”Cが、長期的には行動停止とアイデアの埋没を生みます。

専門家としての分析

心理的安全性の低下は、行動を抑制するCの連鎖から始まります。
つまり、マネジャー側が「Aの設定」を変えるアクションを取ることが鍵となります。

ポイント

  • 小さな意見でも肯定的に受け止める
  • 提案の背景を丁寧に聞く
  • 「出してくれて助かった」と結果への価値づけをする

Aの質が変われば、GさんのB(行動)は自然に変化し、会議への参加度も向上します。


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